ルーマニアの国名の由来

ルーマニアの国名の由来

ルーマニアの国名の由来は、「ローマ人」を意味するラテン語「Romanus」にある。ローマ帝国の属州ダキアにルーツを持ち、ラテン系の言語と文化を継承したことを示している。本ページでは、ルーマニアの国名の起源や歴史的背景、文化的意義などを理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

ルーマニアの国名の由来

ルーマニアの正式名称は日本語でルーマニア、ルーマニア語でRomania、英語ではRumania。漢字表記では羅馬尼亜となります。ルーマニアの「ルーマ」という語は「ローマ」からきており、「ローマ人の土地」を意味しています。かつてルーマニアの地にはダキア人という民族が暮らしていましたが、ローマ人による支配を受けるようになり、ダキア人にラテン文化が浸透。以来、この地に住む人々は自分のことを「ローマ人の子孫」と自負するようになったため、「ローマ人の土地」という意味で、「ルーマニア」という地名が生まれたといわれているのです。


国名の変遷

1859年に成立したルーマニア公国が起源で、公国は1878年ルーマニア王国となりました。第二次世界大戦後はルーマニア人民共和国という共産主義国家になり、1989年には共産主義体制を終わらせて共和制に移行。現在に続くルーマニアが成立しました。