アイルランド紋章の意味と歴史

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アイルランドの国章は聖パトリックの青を背景とし、その上に金の竪琴が描かれたデザインとなっています。青色と金色の琴に込められた意味は以下の通りです。

 

デザインの意味

背景の青色

聖パトリック勲章と結びつけられた青色で、アイルランドをシンボルとして使用され、セントパトリックブルーとも呼ばれています。

 

金色の琴

ブライアン・ボル(※)の竪琴で、アイルランドの象徴(ドルイド信仰に伴う、ケルト纏わる神話・民話の世界観の象徴です。

 

※ブライアン・ボル(941年頃 - 1014年):アイルランドにおける名門オブライアン家の創始者で、アイルランドをバイキングから開放したとも伝えられるアイルランド国王。

 

国章の歴史

1500年代からアイルランド旗において同様の青地に竪琴が描かれたものが採用されていたことがわかっています。しかし正式に国章として採用されたのは、第二次世界大戦が終わった1945年です。アイルランドは19世紀以降イギリスの一部だったこともあり、イギリスの国章における、盾の左下部にはアイルランド国章が描かれています。