冷戦時代の東側諸国の軍事同盟とは?

 

「冷戦」とは、ある二つの敵対する巨大軍事同盟による、国際社会の緊張状態に起因するといっても過言ではありません。

 

そしてその軍事同盟とは、1つはアメリカを盟主とした西側諸国による北大西洋条約機構(NATO)、そしてもう一つはソ連を盟主とした東側諸国によるワルシャワ条約機構(WTO)です。

 

ここでは東側の軍事同盟ワルシャワ条約機構について簡単に解説します。

 

 

ワルシャワ条約機構とは

東欧圏7か国によるこの軍事同盟は、1954年に結成されたアメリカと西欧諸国の同盟「北大西洋条約機構(NATO)」に触発されて結成されたものです。

 

1955年、ポーランドの首都ワルシャワで調印されたことからこの名で呼ばれています。

 

加盟国いずれかに武力行使が行われた場合、それを全加盟国への攻撃とみなし、集団的自衛権を行使するというものです。

 

条約の発動

1968年チェコスロバキアにて民主化運動が勃興した際、加盟国5か国がチェコスロバキアに侵攻し、運動を制圧しました。

 

アルバニアはこの事件に抗議し、ワルシャワ条約機構破棄しています。

 

条約の解体

1991年に盟主たるソ連が崩壊したことで、ワルシャワ条約機構も自動的に解体されました。

 

条約の加盟国

ソ連、アルバニア、ブルガリア、ハンガリー、東ドイツ、ポーランド、ルーマニア、チェコスロバキア