ナポリの歴史

ナポリ(伊:Napoli )は、イタリア南部・カンパニア州に属する州都かつ南イタリア最大の都市です。古代ギリシャ以来の長い歴史を持ち、地理的に侵入を受けやすいことから、古代から近代にかけて様々な勢力の支配を受けてきました。

 

 

歴史

ネアポリスの成立

紀元前6世紀、古代ギリシャ人の植民により建設された集落ネアポリス(Neapolis:「新たなポリス」という意)がナポリの起源で、古代ローマ征服以降は南部イタリアの重要な港として繁栄しました。古代ローマ滅亡後は、東ゴート王国による支配を経て、同国を打ち破った東ローマ帝国(ビザンツ帝国)に服従するようになります。そして755年頃に東ローマ帝国からナポリ公の称号を与えられ、ナポリ公国が誕生しています。

 

ナポリ王国の成立

12世紀、シチリアを中心に南イタリア一帯を支配下に置くノルマン朝シチリア王国が成立。そして13世紀末に内紛で王国が分裂したことで、イタリア半島南部を領土とするナポリ王国が成立しました。16世紀になると、スペインの介入でナポリ王家が倒され、ナポリはスペインのナポリ総督に支配されるようになりました。

 

両シチリア王国の成立

18世紀になりスペイン継承戦争が勃発すると、オーストリア・ハプスブルク家によりスペイン総督が追放され、ナポリはオーストリアの支配を受けるようになります。19世紀初頭にはフランス・ナポレオン帝国の勢力圏に入りますが、ナポレオン失脚後はスペイン支配(シチリア・ブルボン朝)に戻り、シチリア王国・ナポリ王国の合同で成立した両シチリア王国の首都となりました。

 

イタリア王国の成立

19世紀半ばよりイタリア統一運動(リソルジメント)が熱を帯びるようになり、その結果、1860年には千人隊率いるジュゼッペ・ガリバルディに南イタリア一帯が征服。翌年成立の統一国家イタリアの一都市となり現在にいたります。

 

 
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