「地中海性気候」の特徴とは?〜南欧諸国を支配する乾燥気候〜

地中海性気候はヨーロッパの主要な気候区の一つです。主に地中海沿岸に沿う地域に支配的な気候で、

 

1.夏は日差しが強く乾燥する。
2.冬は雨が多く多湿になる。

 

などの特徴をもっています。この地域では古来より、夏は乾燥に強いブドウやオレンジなどの果物・柑橘類栽培がさかんに行われ、多雨な冬は穀物栽培や家畜飼育を組み合わせた農業がおこなわれています。このような地中海性気候を利用した農業手法を地中海式農業といいます。

 

 

地中海性気候の原因

地中海性気候が形成されるのは、主に以下の二つの要素によるところが大きいです。

 

亜熱帯高圧帯

20〜30度付近に形成される、年間通じ存在する高気圧のこと。サブハイともいう。

 

偏西風

中緯度上空(南緯30度から60度付近)にみられる西よりの風。

 

地中海性気候の国

ヨーロッパ

イタリア/スペイン/ギリシャ/ポルトガル/アルバニア/モナコ/マルタ/キプロス/フランス/トルコ

 

中東

イスラエル/ウズベキスタン/レバノン

 

アフリカ

アルジェリア/モロッコ

 

※太字は国土の大部分が地中海性気候の国。

 

西岸海洋性気候と地中海性気候の違い

西岸海洋性気候は、メキシコ湾流に端を発する暖流により温められた空気が、偏西風によりヨーロッパ大陸に吹き付けることでできる気候です。地中海性気候ほど夏は暑くならず、雨量の年較差も少ないです。

 

 
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