オスマン帝国により、首都コンスタンティノープルが陥落した1453年が東ローマ帝国(ビザンツ帝国)という国家の完全なる終わりです。
東ローマ帝国滅亡により、西ローマ滅亡後の唯一正当な古代ローマの命脈が絶たれたわけですが、1世紀ともたず終焉を迎えた西ローマ帝国と比べ、東ローマ帝国は1000年近く存続したことになります。
オスマン帝国軍の攻撃を受けるコンスタンティノープル
なお東ローマ帝国は1204年に第4回十字軍による侵略を受け、一度滅亡を経験しており、1261年ニカイア帝国(東ローマの亡命政権により1204年樹立)が首都を奪回することで何とか延命していたという経緯があります。
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