1971年、トルコが中華人民共和国を承認したことで、両国の関係がスタートしました。中国はアンカラに、トルコは北京に大使館を置いており、経済的にも政治的にも両者の繋がりは強いといえます。
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トルコは「1つの中国政策」を支持するなど、基本的には親中姿勢をとりながら、ウイグル自治区のウイグル族はチュルク系なため、いわゆる「ウイグル問題」においては中国を批判する姿勢をとっています。
近年はコロナ禍において中国から大規模なワクチン支援を取り付けたり、対米関係悪化を背景に、中国への経済依存度が増している中、上述のような批判は影を潜めがちなのが実情です。
2021年には国交樹立50周年を記念し、トルコのエルドアン大統領と中国の習近平主席が祝電を交わし、両国の各分野における協力を重視していく方針を改めて明確にしています。反動的なエルドアン政権(2014〜)になってから、中国への接近傾向はいっそう加速しています。
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