フィンランド語の歴史

フィンランド語は、フィン・ウゴル語族の中のバルト・フィン諸語に属しています。

ハンガリーやエストニアの言語と親戚関係ですね。

でも、フィンランド語とハンガリー語が近い親戚かというと、それはちょっと違います。かなり遠い親戚みたいなものですね。

フィンランド語の祖先はおおよそ2000年前、今のフィンランドの地域に移住してきた人々の言語を基礎にしています。

古代におけるフィンランドは多様な言語を話す人々の集まっていましたが、中世になると、スウェーデンとの関係が深まり、スウェーデン語の影響を強く受ける様になります。

そして、19世紀には、国家としてのアイデンティティを強化するために、フィンランド語の文学や文化が盛んになります。

さらに近代に入りフィンランドは独立を達成し、フィンランド語は国のアイデンティティを象徴するものとして根付いていったのです。

つまりフィンランド語は古代からの流れを汲みながらも、多くの影響を受けて成長してきた言語なんですよ！