フランス領の島

フランス領の島

フランス領の島は、地中海や大西洋、さらには海外領土にまで広がる。観光資源としての魅力と植民地支配の歴史的痕跡を併せ持つ。本ページでは、フランスの歴史や国際関係、文化的影響を理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

フランス領の島

フランスの海外領土ニューカレドニア


フランスが南太平洋や地中海、インド洋に領有する島についての情報をまとめています。



ニューカレドニア

海域:南太平洋
面積:18,575平方キロメートル
人口:275,355人

 

カレドニア島ロイヤルティ諸島からなる、フランスの海外領土です。ニッケル産出を中心とした鉱業、サンゴ礁を観光資源とした観光業などがさかんです。


フランスが持つ海外領の中でも、特に自立志向が強く、メラネシア系先住民カナックを中心とした独立運動が今なお行われています。


コルシカ島

海域:地中海西部
面積:8680平方キロメートル
人口:340,400人(2019年)

 

イタリア半島の西に位置する島です。もとはイタリアの都市国家が支配する島でしたが、コルシカ独立戦争(1729~1769年)の結果フランス領となりました。「革命の申し子」ナポレオン・ボナパルト生誕の地として有名です。


ケルゲレン諸島

海域:南インド洋
面積:7215平方キロメートル
人口:0人

 

約300の島で構成されるフランス領南方の島です。1772年フランス人によって発見されて以来フランス領ですが、研究や観測目的を除いて定住者はおらず、海鳥やアザラシの繁殖地となっています。