ナビスとは何をした人?〜スパルタ最後の王〜

 

ナビスの基本情報

 

地位:スパルタ王
呼び名:僭主(リヴィウスやポリュビオスにより)
誕生:前???年
死没:前192年
功績:財産の再分配、奴隷解放などの社会改革

 

ナビス(前???年 - 前192年)は古代ギリシアのスパルタ最後の王です。前206年の王位継承後は、財産の再分配や奴隷解放など社会改革を推進し、多くの立法を行いました。対外的には北方への領土拡張を目論んだため、アカイア同盟やマケドニア王国と敵対。その結果拡大が進むどころか、諸外国との抗争に負け続け、治世末期におけるスパルタの支配領域はスパルタ市とその周辺のみに縮小していました。最期にはアイトリア同盟の刺客に暗殺され、彼の治世を最期にスパルタ王の地位は廃止されたのです。(ナビスの死後ラコニクスが王位につき、最期の王は彼だとする説もあり)

 

ナビスの政策

  • アギス朝スパルタ王クレオメネス3世の社会改革路線を継承。新しい立法で富裕層から土地をとりあげ、民に分配。兵力を底上げする為に奴隷(ヘイロータイ)を解放し、市民権を与えた。
  • アイトリア、エリス、メッセネなどのポリスと同盟を組み、アカイア同盟およびマケドニア王国に対抗した。(ナビスの死後、スパルタは同盟軍の圧力でアカイア同盟に加盟している。)
  • クレタの援助を得て海軍力を強化。城壁を建造し都市の防衛力も強化した。