神聖ローマ帝国で皇帝が存在しない「大空位時代」が生じたのはなぜですか?

神聖ローマ帝国で、皇帝がいない状態が続いた大空位時代はシュタウフェン朝が断絶した1254年から始まります。断絶後、オランダ伯のウィルヘルムが即位しているのですが、1256年に死亡。

 

ここから皇帝選出をめぐる混乱が始まるのです。

 

イングランド王国、カスティーリャ王国など諸外国は、この混乱に乗じてドイツ諸侯に働きかけ、傀儡の王(非ドイツ人)を立てますが、彼らはドイツに全く顔を出さなかったので皇帝とは認められません。

 

このようにしてドイツを直接支配する統治者がいない状態がしばらく続きましたが、1273年、ハプスブルク家のルドルフ1世が即位したことで大空位時代は終わりを告げました。