ブルガリアの社会問題

ブルガリアはバルカン半島に位置する共和制国家です。ソ連解体にともない成立した、チーズ、ヨーグルトをはじめとした食文化や豊かな文化遺産が魅力の国ですが、以下のような社会問題も抱えています。

 

このページの目次

 

政治問題

かつてブルガリアはソビエト連邦の衛星国として、社会主義一党独裁体制が敷かれていましたが、1989年の東欧革命により民主化を遂げています。

 

ソ連の衛星国時代には、独身者や未育児者を課税対象とする制度が存在していました。

 

経済問題

東欧革命により政治的には自由になりましたが、経済的にはソ連を中心とした東欧市場の喪失により大きな後退を余儀なくされました。独立以来、高い失業率や低い生活水準が続き、2000年代からようやく回復の傾向がみられたものの、ヨーロッパの中では平均以下のGDPであることには変わりありません。

 

治安問題

ブルガリアの治安は良好とはいえず、犯罪発生率は日本の2倍以上あります。とりわけ観光地以外の場所や地方に滞在する場合は十分な注意が求められます。