ポーランドの産業の特徴

ポーランドの国旗

 

ポーランドの国土

 

東ヨーロッパに位置する共和制国家、ポーランドにおける産業の特徴をまとめています。この国では第二次世界大戦後、製鉄業や自動車産業の工場を集積しました。民主化後、今も操業しているのは製鉄所や自動車工場などです。またポーランドは鉱物資源が豊富で、石炭の生産量は世界トップです。

 

 

 

ポーランドの主要産業

農業

ポーランドは東欧屈指の農業大国。国土の6割は農地が占め、その規模はEU加盟国の中ではフランススペインに次ぎます。産出品目としては、麦類(小麦・ライ麦・ビール麦)、りんご、キャベツ、ニンジン、たまねぎなどが挙げられます。

 

工業

ポーランドでは工業がさかんで、70年代から西欧の先進技術の設備を積極的に導入した結果、現在では欧州連合(EU)の工場のような存在となっています。パソコン、テレビといった情報家電、自動車、鉄道車両といった乗り物、琥珀やガラス細工など手工業製品の産出がさかんです。

 

鉱業

ポーランドは銀・銅・鉛・亜鉛などの鉱物資源が豊富です。とくに石炭の産出がさかんで、その生産量は世界8位という規模。天然ガスの埋蔵量も世界屈指で、自国需要の3分の2をまかなうことが出来ています。またバルト海沿岸は世界最大の琥珀の産地として知られます。