産業革命は1860年代からイギリスで始まり、1830年代からベルギー、フランス、ドイツ、ロシアなど大陸ヨーロッパ諸国に広がっていきました。
日本での産業革命の始まりは日清戦争(1894?95年)の頃で、一足早く産業革命を遂げた西欧をモデルに、綿工業を柱とした工業化が明治政府主導で進められました。
また日本も資本主義社会が確立にともない安価な労働力や原料を求め、西欧諸国と同様、植民地拡大政策を推し進めるようになります。
日本による満州支配の中核となった南満州鉄道
日本政府は1870年代より鉄道建設を開始しますが、日露戦争後の1906年には南満州鉄道会社(通商“満鉄”)を開通し、これを足がかりに満州支配を強めていくのです。
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