カミュの基本情報
本名:アルベール・カミュ
誕生:1913年アルジェリア・モンドヴィ
死没:1960年フランス・ブルゴーニュヨンヌ県
主著:『異邦人』『ペスト』
カミュ(1913年 - 1960年)はフランス文学を代表する小説家で、『異邦人』や『ペスト』の作者として有名です。フランス植民地時代アルジェリアにて、貧しい農家の家に生まれ、高等中学校在学中における作家ジャン・グルニエとの出会いをきっかけに文学の道を志すようになります。
大学卒業後は評論家や劇作家、新聞記者などの経験を経て、第二次世界大戦中に代表作『異邦人』を完成させました。戦時中にレジスタンスとして活動した経験を活かし、不条理とそれに抵抗する人間の細かな描写が評価されており、1957年にノーベル文学賞を受賞しています。
主人公ムルソーの行いや感情を通して人間社会の不条理を描いた作品。冒頭一行目の「きょう、ママが死んだ。」という訳が印象的。
不条理について考察した随筆・評論作品。
ローマ帝国の暴君として知られるカリギュラを題材にした作品。カミュの戯曲第一作にあたる作品。
伝染病のペスト大流行という不条理に合い、苦境の中で必死に生きる民衆を描いた作品(※ただしあくまでフィクション)。ノーベル文学賞の受賞作品で、日本でも2020年新型コロナウイルスの流行以降注目されている。
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