アイルランドの産業の特徴

アイルランドの国旗

 

アイルランドの国土

 

北西ヨーロッパ・アイルランド島に位置する共和制国家、アイルランドにおける産業の特徴をまとめています。国土の7割が農地に利用されている農業国として有名で、とくにジャガイモや小麦の生産がさかんです。広大な牧場も保有しており、バターやチーズといった食品加工業も重要産業の一つとなっています。中世以来、イギリス植民地国であったアイルランドは、長らくヨーロッパ最貧国の一つでしたが、EUによる経済統合の深化と、外資企業の参入により、90年代より飛躍的な成長(ケルトの虎)を遂げ、今ではヨーロッパでも上位の経済先進国となっています。

 

 

 

アイルランドの主要産業

農業

工業化にともない重要性は低下したものの、いまだに国土の7割が農地となっている農業国であることに変わりありません。特にさかんに行われている酪農を背景にしたバターやチーズなど乳製品の産出がさかんです。

 

工業

工業はGDPの約5割、雇用の3割をまかなっているアイルランドの基幹産業です。特に食品加工業や製糖、タバコ製造などがさかんに行われています。

 

鉱業

アイルランドは鉱物資源が豊富で、鉛、亜鉛、石灰岩、石膏、銀などを産出。とりわけ1977年以降ミーズ県で鉱山開発が進んだ結果、鉛と亜鉛の採掘はヨーロッパでも屈指のものとなっています。

 

観光業

観光業はアイルランドの基幹産業の一つで、年間300万人以上の観光客がこの国を訪れ、その収益は国内総生産の4%を占めています。

 

アイルランドの観光名所一覧

  • ダブリン城
  • トリニティー・カレッジの図書館
  • 聖パトリック大聖堂
  • ギネス・ストアハウス
  • クライストチャーチ大聖堂
  • ジャイアンツ・コーズウェー