クレタ文明はエーゲ文明を構成した青銅器文明の1つで、紀元前2000年頃から、エーゲ海最南端クレタ島を中心に栄えていました。
クレタ文明の中心地だったクレタ島
海上貿易を生業とした海洋王国が文明の担い手となり、ミノス王による支配が行われていたことから、ミノス文明、ミノア文明とも呼ばれます。
クレタ文明の特徴
エジプトやメソポタミアの影響を受けながら発展していき、エーゲ文明期前半における文明の中心地となりました。しかし紀元前1400年頃アカイア人(ギリシア人の一派)の侵略を受け衰退し、以後エーゲ文明の中心はギリシア本土のミケーネ文明に移っていきました。
クレタ文明の象徴的建造物クノッソス宮殿。
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