アメリカとオランダの関係

アメリカとオランダの関係は、1624年にオランダ人が北アメリカ東海岸に植民地ニューネーデルラントを建設したところから始まりました。

 

1621年にはアメリカと西アフリカの貿易独占を目的にオランダ西インド会社が設立され、26年には同社主導でニューネーデルラントの行政中心地「ニューアムステルダム砦」の建設が開始。

 

このニューアムステルダムは、1664〜67年にかけイギリス軍が襲い奪いますが、その後、軍の指揮官ヨーク公にちなんで「ニューヨーク」と改名されています。

 

オランダ人がニューヨークを作った

「現アメリカ最大の都市の建設者がオランダ人」という事実は、あまり知られませんが、実際ニューネーデルラントはアメリカの文化や政治に大きな影響を残しています。

 

例えばニューヨーク市の旗はオランダ共和国の旗がベースになっていますし、ニューヨーク市民のうち少なくない人々がニューネーデルラント時代のオランダ市民の子孫です。

 

とりわけニューアムステルダムには本国オランダ由来の文化的自由・宗教的自由があり、そのあり方はイギリスの支配下になっても継承されていたことが大きいでしょう。

 

アメリカ最大の都市が「自由」という理念を柱にしていたことは、抑圧的な専制主義への反抗から始まるアメリカ独立運動の大きな原動力になったことは間違いありません。