デンマークと日本の関係史

デンマークと日本の関係史

デンマークと日本の関係史とは、1867年の修好通商航海条約により両国の外交関係が正式に始まった歴史を指す。以来、皇室と王室の交流や文化・経済・人的な連携を通じて、友情と協力関係が現在に至るまで続いている。 本ページでは、デンマークと日本の外交的・文化的・経済的な交流の歩みを理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

デンマークと日本の関係史


デンマーク日本の関係は、1867年に日本デンマーク修好通商航海条約を結んだことに端を発します。その後、海運・貿易活動などを通じて、二国間の外交が築かれていきました。



国交樹立後の関係

日本人がデンマークに公式に訪問するのは、修好通商条約が結ばれてから6年後の1873年のことになります。右大臣岩倉具視を特命全権大使とする使節団がデンマークを訪れ、当時の国王であったクリスチャン9世に謁見しました。


第二次世界大戦中~戦後の関係

1941年にデンマークはドイツと防共協定を結び、日本と同盟関係にありましたが、1945年にドイツの占領から解放されると、日本との関係を断絶しました。


しかし、日本と直接戦争状態に入ることはなく、戦後は1952年のサンフランシスコ平和条約の発効により、外交関係が再開しました。


現在の関係

2011年の東日本大震災が起こった際に、デンマークの皇太子であるフレデリック皇太子が被災地を訪れました。


さらに2017年には日本とデンマークの関係樹立は150年を迎え、その際にも、フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃が来日されています。