ボルシチの歴史

ボルシチ

 

ロシアの定番の煮込み料理で、世界三大スープの一つとも称されるボルシチ。その歴史は意外とまだ浅く、現在のような形で提供されるようになったのは、19世紀頃といわれています。16世紀までは「ボルシチ」とは現在ボルシチの具材として欠かせないテンサイの呼び名だったそうです。

 

ボルシチの起源

中世において、スラブ人が越年草のハナウドで作っていたスープがボルシチの起源で、その後、スラブ民族一派のウクライナ人が、テンサイを使ったボルシチを発明しました。

 

ボルシチのレシピはやがて、ロシアやベラルーシなどにも伝わり、各国ごとに異なる発展を遂げていったのです。