ローマ帝国の「皇帝崇拝」とは?

皇帝崇拝とは皇帝を信仰対象(現人神)として崇める宗教のことで、ローマ帝国では帝権維持・帝国強化の手段としてローマ市民に強要されていました。ヘレニズム世界の君主崇拝に起源を持つ信仰です。

 

皇帝崇拝はアウグストゥスによる帝政開始と同時に本格的に開始されましたが、それ以前からカエサルが自らを、ユピテル(ローマ神話の最高神)と呼ばせるなど、君主の神格化は行われていました。

 

とはいえローマ皇帝の中には自らを神格化することに抵抗を示すものもいました。

 

またキリスト教の信者は皇帝崇拝を拒否していたため、帝政末期にキリスト教が公認されるまで激しい弾圧にあっていました。