モネとは何をした人?~『印象・日の出』が印象派の語源に~

モネとは

クロード・モネは19~20世紀の画家であり印象派の中心人物であった。『印象・日の出』が印象派の名称の由来となったことで知られる。本ページでは、このあたりのバックグラウンドと後世への影響について詳しく掘り下げていく。

モネとは何をした人?~『印象・日の出』が印象派の語源に~


モネの基本情報

 

本名:クロード・モネ
誕生:1840年フランス・パリ
死没:1926年フランス・ジヴェルニー
代表作:『印象・日の出』


モネ(1840年 - 1926年)はフランスの印象派を代表する画家です。食料品商の子としてパリに生まれ、人物のカリカチュアを描いて売るなど早期に才覚を示していました。18歳で風景画家ブーダンに出会い、彼から油絵と風景画を学ぶ中で画風を確立。その後、兵役を経てパリの展覧会に出品し、「印象派」の語源にもなった『印象・日の出』は彼の代表作となりました。



モネの生涯

1840年 誕生

食料品商の子として、パリに生まれる。その後港町ル・アーブルに移住し、海に親しんで幼少期を過ごした。


1859年 アカデミー入学

パリのアカデミーに入学し、そこでピサロと共に芸術を学んだ。ピサロとは後に印象派グループに合流することとなる。


1865年 サロン・ド・パリに入選

フランス・パリにおける美術展覧会サロン・ド・パリに『オンフルールのセーヌ河口』を出品し、初入選する。


1874年 パリ展覧会

パリで開かれた展覧会で『印象・日の出』など9点の作品を出品。印象派形成の端緒となったため、第1回印象派展と呼ばれる。


1883年 ジュヴェルニーに移住

パリの西80kmほどにある都市ジュヴェルニーに拠点を移し、以後死ぬまでここで創作活動を続けた。


1926年 死去

肺硬化症にて死去。没年86歳。