レオナルド・ダ・ヴィンチとは何をした人?~ルネサンス期を代表する「万能の人」~

レオナルド・ダ・ヴィンチとは

レオナルド・ダ・ヴィンチは15~16世紀ルネサンス期の画家であり発明家であった。『モナ・リザ』『最後の晩餐』などを手掛け「万能の人」と称されたことで知られる。本ページでは、このあたりのバックグラウンドと後世への影響について詳しく掘り下げていく。

レオナルド・ダ・ヴィンチとは何をした人?~ルネサンス期を代表する「万能の人」~


レオナルド・ダ・ヴィンチの基本情報

 

生年:1452年
没年:1519年
出身:イタリア・フィレンツェ
死没地:フランス・アンボアーズ
別名:「万能の人」
代表作:『モナ・リザ』


レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年 - 1519年)は、フィレンツェ出身のルネサンス期を代表する芸術家で、芸術分野に限らず、数学や生物学、物理学に地理学など幅広い分野で多大な業績を残した「万能の人」としても知られます。


1466年にベロッキオで絵画と彫刻を学び、1482年からはミラノ宮廷で芸術家・建築家・技術者として重宝され、1498年『最後の晩餐』という有名な名作も生み出しています。1500年以降はフィレンツェに戻り、彼の代表作といえる『モナ・リザ』を完成させました。


そんな彼の生涯は、1517年フランソア1世の招きで、フランス・アンボアーズ近郊のクルー城にて建築技師として働いたのち、1519年同地で終焉を迎えました。


レオナルド・ダ・ヴィンチの発明

レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、『モナ・リザ』が有名すぎる為に、どちらかといえば芸術家としてのイメージのが強いかもしれませんが、彼は科学の分野でも優れた業績を残した「万能の人」でもあります。


当時の技術力の問題で実用化されなかったものがほとんどなのですが、彼はヘリコプター、パラシュート、太陽光発電、自転車、戦車など時代を先行するアイディアを次々と創出していたのです。