フィンランドの国旗
フィンランドの国土
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化石燃料資源にも再生エネルギー資源にも乏しいフィンランドは、電力需要のおよそ3割を原子力エネルギーによりまかなっており、ヨーロッパではフランスに次ぐ原発推進国となっています。冷戦時代の西側の技術により建設されたオルキルオト原子力発電所と、東側(ソ連)の技術により建設されたロヴィーサ原子力発電所が運用されています。
国土の大半が寒冷地のフィンランドでは、南部を除いて農地として利用できる地は多くありません。それでも暖流のメキシコ湾流と北大西洋海流のおかげで、北国にしては耕作地が多い方で、主に大麦/小麦/オート麦/テンサイなどが栽培されています。
20世紀前半まで農業・林業依存国でしたが、20世紀後半からハイテク産業を中心に急速な工業発展がみられ、工業国への転換を達成しています。
フィンランドにおいて観光業は、常にGDPの2〜3%を占める重要産業です。夏の避暑地としての人気が高く、ピクニックやウォーキングにうってつけな豊かな自然も多くの観光客を惹きつけます。あた冬は冬で、アルペンスキーやクロスカントリーなどウィンタースポーツを楽しむことができます。
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