セルビアの社会問題

セルビアは南東ヨーロッパに位置する共和制国家です。モンテネグロとの分離にともない成立した、豊かな食文化が魅力の内陸国ですが、以下のような社会問題も抱えています。

 

 

コソボとの外交問題

2008年、コソボはセルビアからの独立を宣言しましたが、セルビアはコソボを「自国の不可分の地方」と位置づけており、この独立を承認していません。以来両国の関係は冷え込んでいましたが、EU仲介でコソボにおけるセルビア人保護の合意を結んだり、アメリカ仲介で経済関係正常化合意が結ばれるなど、近年になって融和の傾向もみられています。

 

クロアチアとの外交問題

隣国であるクロアチアとは複雑な外交関係が築かれています。ユーゴスラビア解体の過程で、クロアチアが独立を宣言した際、それを認めないユーゴスラビア政府軍(セルビア人が主体)との紛争を経験しているためです。1996年には外交関係が樹立されたものの、対立が完全に解消されたわけではなく、複雑な歴史的背景から、住民レベルではまだまだ距離がある状態です。