ラトビアの産業の特徴

ラトビアの国旗

ラトビアの国土

ラトビア（正式名称：ラトビア共和国）は、北ヨーロッパのバルト海沿岸に位置する共和制国家です。この国ではとくにITが発達しており、中でも情報通信技術製品の生産がさかんです。また小高い森林が広がっていることを背景にした林業もこの国の基幹産業となっています。

ラトビアの主要産業

農業

ラトビアの農業は畜産と酪農が中心で、ベーコンや乳製品の産出がさかんです。耕種作物では大麦・ライ麦、ジャガイモ、エンバク、アマなどの栽培が行われています。

工業

ソ連時代には、工業生産の主体を担い、ソ連を走る電車のほとんどを生産してしまうほどの工業立国でした。しかしソ連崩壊で原料供給がストップしてからは、ソ連時代の工場は廃棄され、重工業は縮小。現在は木材加工や金属加工、繊維などが主体となっています。

観光業

政府は旧市街などを観光資源として、観光業の振興に力を入れていれており、インフラの整備やホテルの建設など、首都リガを中心に観光開発を推し進めています。海岸と鉱泉地が保養地として高い人気を誇ります。

鉱業

ラトビアは世界有数の琥珀の産地として知られます。古代においては「琥珀の道」と呼ばれる琥珀の交易路が通っていました。