ドイツのエネルギー事情と政策方針

ドイツのエネルギー事情・政策について情報をまとめています。ドイツは主なエネルギーの6割ほどは輸入に依存しており、石炭・天然ガス・原子力・水力・風力などが主なエネルギー源になっています。

 

 

 

ドイツのエネルギー資源

石炭

ドイツはライン峡谷とモーゼル川流域、ノルトライン・ウェストファーレンなどを中心に石炭資源に恵まれています。このうちノルトライン・ウェストファーレン州の西部に位置するルール炭田は、世界最大の炭田の1つで、近代以降のドイツの工業発展の原動力となりました。

 

欧州連合(EU)とルール地方
ルール炭田有するルール地方は、第一次大戦後、戦後賠償の遅れを理由にフランスに占領されています。これはドイツ人フランス人に対する恨みを増幅させる結果を生み、ナチス台頭の間接的な要因になりました。第二次世界大戦後は西側諸国による共同管理を目的とするヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)が発足し、欧州連合(EU)設立へ向けた第一歩となりました。

 

原発

ドイツは原発ゼロを打ち立てている国の1つで、2022年までに全原発の停止を予定しています。背景には2011年の福島第一原子力発電事故があります。