アイスランド人

アイスランド人

アイスランド国民は、一部の移民を除いてはアイスランド語を話すアイスランド人で構成され、9世紀頃ノルウェーやデンマークからアイスランド島に移住してきたノルマン人を祖先に持ちます。ノルマン人は、スカンジナビア半島、ユトランド半島(デンマーク)など北欧を原住地とする北ゲルマン民族の一派で、外見的には金髪青眼、長身、色白などいわゆる「白人」と呼ばれる特徴を有しています。

 

アイスランド人の歴史

バイキングとして活動

アイスランド人の祖先であるノルマン人は、もともと原住地で狩猟・漁労などを営んでいましたが、8世紀頃から圧政や人口増加による食糧不足などから移住を開始。得意の造船・航海術を駆使し、西ヨーロッパ各地に侵入・略奪を繰り返し、海賊(バイキング)として恐れられるようになりました。11世紀までにブリテン島にデーン朝、シチリア島にノルマン朝を創始するなど、西ヨーロッパ史に重大な影響を与えた存在といえます。

 

アイスランドへの移住

9世紀末頃、スカンジナビアの西側、現在のノルウェーに居住していたノルマン人がアイスランドに移住を開始。背景にはノルウェー王朝の圧政があるとされ、一部はアイスランドからさらにグリーンランド、アメリカ大陸へまで移住していきました。移住者の中には、ノルマン人の奴隷としてやってきたアイルランド人スコットランド人も大勢いたため、この三民族が長い時間をかけて融合した結果、アイスランド人という民族が成立したともいえます。