古代ローマってどこにあったの?

 

古代ローマとは古代ヨーロッパ世界において、地中海世界全域・ガリア(おおむね現在のフランス)・イギリス南部など広大な領域を支配していた超大国のことです。

 

その繁栄の中で、ローマ領内にはラテン語・アルファベット・キリスト教など浸透し、ヨーロッパ文明の土台が形成されたため、古代ローマの文化や歴史を学ぶことは、ヨーロッパの文化や歴史を学ぶ上で避けては通れないことだといえます。

 

古代ローマの場所

古代ローマはもともと、イタリア半島のテヴェレ川のほとり(現在のイタリアの首都ローマ)に位置する都市国家に過ぎませんでした。

 

しかし戦争により周囲の民族を征服しながら版図を拡大し、紀元前3世紀にはイタリア半島を統一し、海外属州を獲得するに至っています。

 

初の属州獲得を皮切りに帝国主義的な領土拡大が始まり、前1世紀半ばにはユリウス・カエサルによりガリアが、同世紀末にはアウグストゥスにより地中海世界全域がローマの支配下に入りました。

 

東西に分裂

最強神話を誇ったローマも、紀元3世紀頃から内乱や疫病の流行により衰退へ向かっていきます。4世紀後半にはゲルマン民族の侵入を受け、国土は西ローマ帝国(おおむね現在のイタリア、スペイン、ドイツ、イギリス南部地域)と東ローマ帝国(おおむね現在のギリシャ、トルコ地域)に分裂。

 

このうち西ローマ帝国は5世紀後半にゲルマン民族の傭兵隊長オドアケルにより滅ぼされ、東ローマ帝国は15世紀オスマン帝国に首都を落とされ滅ぼされています。