対抗宗教改革はなぜ起きた?わかりやすく解説!

対抗宗教改革というのはなぜ起きたのですか?

対抗宗教改革というのは、反宗教改革ともいい、その名の通り宗教改革に反対する運動という意味合いもありますが、カトリック教会内の改革運動という意味合いもあります。

 

プロテスタントがどんどん勢力を拡大し、カトリックの牙城を崩していく中、危機感に駆られて開始されたものです。主な取り組みとしては以下が挙げられます。

 

イエズス会の結成

カトリックはまずカトリックの海外布教を目的にイエズス会を結成し、ヨーロッパ域外にも教義を広げていくようになりました。日本にイエズス会の創設者の1人フランシスコ・ザビエルが来日したのはその一環です。

 

トリエント公会議

プロテスタントに対抗していくだけでなく、自己刷新していく必要性もあったため、トリエント公会議(1545〜63年)を開いて、カトリック教会の改革と教義強化の方針を定めました。また禁書目録の制定も行われています。

 

これらの自己刷新の結果、徐々に勢力を回復していき、南ドイツなど一時プロテスタントに奪われていたカトリック圏を復活させることができました。