マルタの産業の特徴

マルタの国旗

 

マルタの国土

 

マルタ(正式名称:マルタ共和国)は、南ヨーロッパの 地中海中心部・中欧海峡に位置する 共和制国家およびイギリス連邦加盟国です。 この国ではとくに繊維工業やワイン製造、造船業などが発達しており、また旧市街など観光資源を背景にした観光業もこの国の基幹産業となっています。

 

 

 

マルタの主要産業

農業

18世紀までは綿花やタバコの栽培がさかんに行われていました。現在これらは縮小し、代わり小麦・大麦、野菜類の栽培が行われていますが、国内需要をまかなえるほどではないので、食糧は輸入に依存しています。

 

工業

18世紀まではイギリス軍を取引相手とした造船業がさかんに行われていました。19世紀以降は縮小していき、現在は繊維(レース)や皮革、食品(ワイン)をはじめとした軽工業が主です。

 

鉱業

鉱物資源として石灰岩を産出します。

 

観光

資源に乏しいマルタにとって、観光業は外貨収入の見込める最も重要な経済基盤です。国主導でインフラの整備も進んでおり、宿泊施設も充実しています。