ヴァイキングが羅針盤代わりに使っていた「太陽の石」とは?

ヴァイキングは当時まだ発明されていなかった羅針盤の代わりに「太陽の石(サンストーン)」というものを使っていたそうですが、これはどういう仕組みで方角がわかったのですか?

太陽は航海中に方角を知るのに重要な指針で、太陽が出ている時は日時計のような円盤で方角を確認していましたが、太陽が厚い雲で隠れてしまうこともありました。

 

そういう時に透明度の高い太陽の石(サンストーン)と呼ばれる石を空にかざせば、石が自然光を透過・検出して、雲で隠れていても太陽が浮かび上がるとされています。

 

太陽の石には方解石が使われたと考えられている。

 

このサンストーンがあったからこそ、ヴァイキングは大西洋を超えて、グリーンランド、果てはアメリカ大陸にまで行くことができたといわれていますが、実在したかどうかは諸説あり、決定的な証明はいまだにされていません。