五月革命で掲げられたスローガンとは?

五月革命ではどのようなスローガンが掲げられたのですか?

五月革命で掲げられたスローガンとしては、

 

「労働者と学生の闘争は同じである」

 

という語が有名です。

 

このスローガンは、パリで学生による大規模なデモが行われたおよそ2週間後、68年5月20日に全学連(UNEF) フランス民主労働総同盟(CFDT)が共同で開いた記者会見の中で出てきました。

 

これに全国の労働者が刺激を受けたことで、学生運動の枠組みを超えた全国規模の運動に拡大していったのです。

 

また運動が進む中で他にも

 

「禁止することを禁止する」
「想像力が権力を握る」
「来た、見た、信じた」
「我ら各々が国家なり」

 

など様々なスローガンが掲げられました。これらのスローガンは闘争中に壁に張られたり、落書きされたりして、多くの市民の目に触れることとなったのです。