リヒテンシュタインの年表

 

リヒテンシュタイン(正式名称:リヒテンシュタイン公国)は、中央ヨーロッパの スイスとオーストリアに囲まれた領域に位置する 立憲君主制国家です。国土は 旧ファドゥーツ伯爵領のオーバーラント(高地)と旧シェレンベルク男爵領のウンターラント(低地)で構成され、気候区は 大陸性気候に属しています。首都はレティコン山塊の北西麓の ファドゥーツ。
この国ではとくに 工業が発達しており、中でも繊維・機械部品・電気製品などの生産がさかんです。また中世の古城や宮殿など観光資源を背景にした2 観光業もこの国の基幹産業となっています。
そんな リヒテンシュタインの歴史は、18世紀に神聖ローマ皇帝カール6世が、ファドゥーツとシュレンベルクを統合し公国としてリヒテンシュタイン家に与えたところから始まるといえます。その後もしばらくは神聖ローマ帝国領として過ごし、神聖ローマ帝国滅亡後はドイツ連邦(オーストリア主体の同盟)に参加。19世紀後半に独立・永世中立国になりました。20世紀に入りスイス・フランを導入するなどスイスとの関係が強化され、外交や国防をスイスに依る、事実上スイスの保護国化。20世紀末に国際連合に加盟して現在に至る・・・というのがこの国の歴史のおおまかな流れです。ここではそんなリヒテンシュタインの歴史的歩みをもっと詳しく年表形式で振り返ってみましょう。

 

リヒテンシュタインの歴史年表

1608年 カール1世がリヒテンシュタイン公に叙任
1618年 三十年戦争(〜48年)
1699年 リヒテンシュタイン公シェレンベルク男爵領を購入
1712年 リヒテンシュタイン公ファドゥーツ伯領を購入
1719年 リヒテンシュタイン公国の成立
1807年 ライン同盟に参加
1815年 ドイツ連邦に参加
1862年 リヒテンシュタイン憲法が採択
1852年 オーストリア帝国と関税同盟を締結
1866年 永世中立を宣言
1868年 軍の解体/非武装中立政策に転換
1914年 第一次世界大戦(〜14年)
1919年 オーストリアとの関税同盟解消
1921年 憲法制定/リヒテンシュタイン銀行の設立
1923年 スイスとの関税同盟締結
1938年 ナチス・ドイツのオーストリア併合(アンシュルス)
1939年 第二次世界大戦(〜45年)
1975年 欧州安全保障協力機構に加盟
1978年 欧州評議会に加入
1990年 国際連合に加盟
1991年 欧州自由貿易連合に加盟
1995年 欧州経済領域・世界貿易機関に加盟
1996年 日本との国交樹立
2003年 憲法を改正
2004年 欧州連合(EU)に加盟
2011年 シェンゲン協定に加盟