プルタルコスとは何をした人?~『英雄伝』の執筆~

プルタルコスとは

プルタルコスは1~2世紀のギリシアの歴史家であり伝記作家であった。『英雄伝』を著し古代の偉人たちの生涯を描いたことで知られる。本ページでは、このあたりのバックグラウンドと後世への影響について詳しく掘り下げていく。

プルタルコスとは何をした人?~『英雄伝』の執筆~

ニュルンベルク年代記のプルタルコス


プルタルコスの基本情報

 

生誕:46年頃カイロネイア
死没:119年以降
民族:ギリシア人
主著:『英雄伝(対比列伝)』『道徳論集』


プルタルコス(46年頃 - 119年以降)は古代ローマ帝政期のギリシア人歴史家で、『英雄伝(対比列伝)』『道徳論集』の著者として知られています。ボイアティア地方のカイロネイア出身で、人生の大半を故郷での執筆活動および教育に捧げました。


一方でカイロネイアの使節としてローマに赴くことが多く(後の皇帝ハドリアヌスの家庭教師も務める)、その中でローマの習俗や歴史に関する知見を深めるようになります。古代ギリシアの人物と古代ローマの人物を対比して論じた主著『英雄伝(対比列伝)』はそういった経験を活かして書かれた伝記集になります。


プルタルコスの『対比列伝』

『対比列伝』はプルタルコスの代表作です。1人の人物を論じる単独伝記4編と、古代ギリシア、古代ローマの歴史上の人物を比較して論じる対比列伝22編からなります。ギリシャ語で書かれ、そのあと様々な言語に翻訳されて、ヨーロッパ広しで読まれるようになりました。


対比の例