セルビアと中国の関係は、1949年10月1日にユーゴスラビアが中華人民共和国を承認したことに始まり、中国は首都ベオグラードに大使館を、セルビアは首都北京に大使館、上海に総領事館を置いています。
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国交の樹立以降、中国はセルビアのインフラやエネルギー事業に100億ドル以上の支援を行ったり、近年もコロナ禍において、大規模なワクチン支援を行うなど、非常に強固な協調関係が維持されています。
中国はコソボ紛争(1998〜99年)においてユーゴスラビア連邦共和国を支援し、NATOによるセルビアとモンテネグロに対する空爆に反対していました。そんな中で、NATOの爆撃が中国大使館に直撃し、中国人ジャーナリストが死亡する事件が発生します。(在ユーゴスラビア中華人民共和国大使館爆撃事件、1999年)
アメリカはこれを「古い地図を利用していたことによる誤爆だった」と説明し謝罪しましたが、中国はセルビア側を支援していたことへの報復ではないかと強く抗議しています。
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