インド・ヨーロッパ語族（印欧語族）は、世界最大の言語群であり、その影響は全世界に及びます。

 

様々な国や地域の言語がここから派生しているのです。ここでは具体的にどのような国々がインド・ヨーロッパ語族の影響を受けているのか紹介しています。

 

 

ヨーロッパ諸国

ヨーロッパではほとんどの国で印欧語が話されており、例えば、

 

• イギリスの英語
• フランスのフランス語
• ドイツのドイツ語
• イタリアのイタリア語
• スペインのスペイン語

 

などがこれに当たります。これらの言語はロマンス語派、ゲルマン語派、スラヴ語派などと呼ばれる、より細かい分類に分けられます。

 

アジア諸国

インドでも印欧語が広く使われており、特に、インド国内で最も話されている言語であるヒンディー語は、インド・ヨーロッパ語族に属します。また、ネパールの公用語であるネパール語も印欧語の一種です。

 

中東・アフリカ諸国

印欧語族は中東やアフリカの一部地域でも話されています。

 

中東のイランではペルシャ語が、アフリカのエジプトではアラビア語が話されており、これらの言語も実はインド・ヨーロッパ語族に属しているのです。