ギリシャの気候的特徴

南ヨーロッパ・バルカン半島に位置するギリシャ共和国の気候的特徴について情報をまとめています。

 

 

全体的な気候

ギリシャは全体的には地中海性気候(温帯冬雨気候)が支配的で、冬(12〜3月)は温暖湿潤、夏(6〜9月)は高温で乾燥なので、年間通して温和で過ごしやすい環境といえます。年間降水量は383.8mmで、12〜3月の冬の時期に最もよく雨が降ります。

 

夏(6〜9月)の気候

ギリシャの夏は30度を超えでギラギラした日差しの日が続きますが、乾燥しているので日本のように不快な蒸し暑さはありません。

 

冬(12〜3月)の気候

ギリシャの冬の平均気温は20度前後ですが、1月の最も寒い時期にいは10度前後とかなり肌寒くなります。

 

地中海式農業
ギリシャでは地中海性気候を活かし、オリーブやブドウといった乾燥に強い作物が育てられています。これらの作物は古代ギリシャの時代より、海外から穀物を輸入するための重要な交易品とされてきました。現在ギリシャのオリーブ生産量は200万トンで、これは世界第3位を誇ります。高原や北部の山岳地帯の斜面ではブドウの栽培がさかんに行なわれ、一部は食用にもされますが、ほとんどがワイン用に栽培されている物です。

 

内陸部やピンドス山脈の気候

全体としては地中海性気候が卓越しているギリシャですが、その複雑な複雑ゆえに、地域差も大きいのも特徴です。例えば国土を東西に分かち「ギリシャの背骨」として知られるピンドス山脈の西部は湿潤、東部は乾燥した気候となっています。

 

またマケドニアやトラキアなど内陸部に関しては、気温の日較差・年較差が大きく(冬は寒く夏は暑い)、晴れる日が多く降水量が少ない「大陸性気候」が支配的です。