ルーマニアの気候的特徴

ルーマニアの国土

 

東ヨーロッパ・バルカン半島東部に位置するルーマニアの気候的特徴についてまとめています。ルーマニアはやや大陸性(冬は寒く夏は暑い・晴れる日が多く降水量が少ない)が卓越していますが、カルパティア山脈や季節風などの影響で気温や降水量に変化が生じています。

 

 

ルーマニア東部の気候

冬は寒冷な北東風「クリバーツ」により冷え込む一方で、春は温和な南風「アウストル」が吹き込むことで暖かくなります。ルーマニアでは全土で降水がみられる一方、東方にいくにつれ、また山地から平野部にいくにつれ、降水は少なくなっていきます。

 

ルーマニア西部・中部の気候

南西部は地中海や黒海の影響で穏やかな気候になっています。またカルパティア山脈により海からの影響(温和多湿など)を遮断されている地域も多い一方で、北側からの寒冷で雨の少ない大陸性気候の影響が和らいでいます。