ナチスドイツの民族浄化ホロコーストの中、ユダヤ人の救済に尽力した人物としては、イレーナ・センドラー、オスカー・シンドラーなどが挙げられます。

イレーナ・センドラー

イレーナ・センドラーは、ワルシャワ出身の看護師の女性です。ナチスドイツ占領下のポーランドで、2500人以上のユダヤ人の子供をゲットーからこっそり連れ出し、かくまっていたことで知られます。当時のポーランドではユダヤ人をかくまうことで、かくまった本人のみならず家族にも死罪が適用されていましたが、彼女は敬虔なクリスチャンとして命がけで救済活動を続けていたのです。

オスカー・シンドラー

オスカー・シンドラーは、現チェコ出身の実業家の男性です。強制収容所のユダヤ人を労働力として自身の持つ軍事工場に引き抜くことで、1200人以上のユダヤ人を虐殺から救っています。