キリスト教の「死後」に対する考え方をわかりやすく解説

キリスト教の死後に対する考え方をわかりやすく教えてください。

キリスト教的世界観では、死後はキリストが再臨するまで眠りにつき、キリストが再臨する時(世界が終わる時)に「最後の審判」を受けることとなります。

 

ここで生前の行いを審判され、救われる者は新しい体を与えられ神の国へと入りますが、そうでないものは地獄に行き永遠の炎で焼かれる・・・という考え方です。

 

ミケランジェロの『最後の審判』

 

キリスト教は全ての人間は生まれながらに罪を背負い、死を人間の罪を償うための罰と位置づけています。だからこそ「神を信じる者だけが、最後の審判の時に救われる」と説き、永遠の命を約束することで信仰心を集めてきたのですね。