トリノ料理の特徴とは?〜チーズやバターを多用〜

ピエモンテ州は肥沃な農耕地帯であり、食料資源が豊富。州都トリノには、様々な郷土料理が存在します。16世紀頃、サヴォイア王家に振る舞われたフランス宮廷料理を基礎に発展した歴史的背景を持ち、一般にイメージされる典型的イタリア料理(トマトやオリーブを多用する)と異なり、バターやラード、チーズ、牛乳といった乳製品を多用するのが特徴です。

 

 

トリノ料理一覧

モンテーボレ(Montebore)

牛乳と羊乳を混ぜて作る円錐形のチーズです。ウェディングケーキのような段になった独特な形状をしています。ルネサンスを代表する芸術家レオナルド・ダ・ビンチが好んだそうです。

 

グリッシーニ(Grissini)

プリッツやクラッカーを彷彿とさせるスティック状のパンです。カリカリで食べやすいのでおやつとして好まれます。そのまま食べても美味しいですが、ハムを巻いたり、ペーストに付けて食べる食べ方も人気です。かのナポレオン・ボナパルトも好んだと伝えられています。

 

ジャンドゥイオット(Gianduiotto)

カカオとヘーゼルナッツを混ぜて作られるトリノ伝統の名物チョコレートです。ナポレオン統治時代の規制によりカカオが不足したため、代わりにナッツをチョコに混ぜ合わせたのが始まりといわれています。

 

バーニャ・カウダー(Bagna Cauda)

主に冬に食べられるピエモンテ地方伝統の鍋料理です。ピエモンテ語で「熱い(Cauda)ソース(Bagna )」という意です。鍋の特製ソース(アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルなどから作る)に、ジャガイモや人参、パプリカなどの野菜を浸して食べる、フォンデュに似た料理です。

 

タヤリン(Tajarin)

ピエモンテを代表する手打ちパスタの1つ。家庭料理として広く親しまれています。細く平たいパスタで、小麦粉と卵黄のみで作ります。

 

 
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