トリノの歴史

トリノ(伊:Torino)は、イタリア北西部・ピエモンテ州に属する都市です。北イタリアの要所として古くから栄えており、イタリアの前身であるサルデーニャ王国時代には首都にも指定されていました。現在もミラノに次ぐイタリア第二の工業都市として、国家経済の重要な位置を占めています。

 

歴史

古代ローマ時代に建設された「カストラ・タウリノールム(Castra Taurinorum)」と呼ばれる軍事植民地がトリノの原型といわれ、ローマ帝政期にはガラス製造の中心地として栄えていました。西ローマ帝国崩壊後は、ランゴバルド王国フランク王国による支配を経て、15世紀にはフランスに起源を持つサヴォイア公国に編入。18世紀にはサヴォイア公国へのサルデーニャ島編入とともサルデーニャ王国が成立し、その首都として繁栄を続けました。

 

イタリア統一

19世紀になると、サルデーニャ王国主導で活性化したイタリア統一運動(リソルジメント)の中心地となります。その結果1861年にはイタリア王国が成立し、1865年フィレンツェに遷都されるまでは引き続きトリノが王都でした。第二次世界大戦では大きな被害を受けるも、戦後は『奇跡』と称される急速な経済復興を遂げ、自動車製造を中心としたイタリア有数の工業都市へと成長を遂げました。

 

 
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