ナポリ王国はどこにあった国?

ナポリ王国は13世紀末から19世紀にかけて、現在のナポリを中心にイタリア半島南部を支配した国家です。

 

この国はもともと、シチリア島とイタリア半島南部を支配するシチリア王国の一部だったのですが、1282年の「シチリアの晩鐘」事件で国土が分裂した結果、ナポリを首都とするイタリア半島側の国家として成立しました。

 

支配者が次々と交代

ナポリ王国の支配権は、ヨーロッパ列強の利害対立もあり、成立時のアンジュー家から目まぐるしく交代しましたが、最終的にはスペインの支配下におさまりました。

 

フランス革命期には一時ナポレオンの支配下に入りますが、ナポレオン没落後は再びスペインの支配下に戻り、ウィーン議定書によりシチリア王国と統合された結果、両シチリア王国が成立。

 

独立国家としてのナポリ王国の歴史はここで幕を閉じました。(もっともそれ以前からスペインの植民地経済に組み込まれていたため、政治的独立は仮初めのものではありました。)