ロシアのコーヒー文化

ロシアで人気のラフコーヒー

 

ロシアではもともと紅茶文化が中心で、コーヒーはあまり飲まれませんでしたが、ソ連崩壊後、西側との活発な貿易が行われるようになってから、コーヒー需要が徐々に増大していきました。

 

 

ロシアで増大するコーヒー人気

良質なコーヒー豆が国内に出回るようになって以来、町中でカフェが見られるようになり、今やロシア人の生活の一部になっています。

 

日本からも近いウラジオストクは、ロシアでも有数にカフェが多い町です。

 

コーヒー人気の向上にともない、バリスタという職業に憧れを持つ人も増え、バリスタの腕前を競うバリスタ全国選手権大会も毎年盛況です。

 

ロシアで人気の「ラフ・コーヒー」とは

ラフ・コーヒーはロシアで人気のコーヒーです。エスプレッソに泡を加えてあり、牛乳ではなく、バニラシュガーとたっぷりのクリームを用いるのが最大の特徴です。

 

1996年頃、モスクワのカフェで誕生し、やわらかい口当たりから「ラフのようなコーヒー」と呼ばれるようになったのが名前の由来といわれています。