アッシジの聖フランチェスコの基本情報
本名:ジョヴァンニ・ディ・ピエトロ・ディ・ベルナルドーネ
異名:「キリストに最も近い聖者」「もう一人のキリスト」
誕生:1182年アッシジ
死没:1226年アッシジ
所属:フランシスコ会
聖フランチェスコ(1182年 - 1226年)はカトリック修道士で、フランシスコ会の創立者として知られる人物です。「シエナのカタリナ」に並ぶイタリアの守護聖人で、「キリストに最も近い聖者」「もう一人のキリスト」と目されています。
そんなフランチェスコですが、アッシジの裕福な繊維商人の親のもと育ち、もともとは遊び人のような生活を送っていました。しかし戦争捕虜や大病を患う経験をしたことで回心。キリストの生き方(清貧・貞潔・奉仕)を手本とした生活を送るようになるのです。そして1209年には教皇イノケンティウス3世からフランチェスコ修道会の創設を認可され、清貧主義にもとづいた、愛と祈りの日々を送るようになりました。
イタリア中部のスポレート公国・アッシジにて、裕福な毛織物商人の子として生まれる。
街頭や広場に立ち、市民に向けてイタリア語で聖書の教えを説くようになる。
フランチェスコに教えに共鳴する人々で、「小さき兄弟団」(フランシスコ会の正式名称)が結成された。
教皇インノケンティウス3世に謁見し、活動の許可を求めた。
第4ラテラノ公会議に出席し、後にドミニコ会を設立するドミニコと出会う。
何度かの謁見の末、ようやく教皇から活動の認可をもらうことができた。
アッシジのポルチウンクラにて死去。
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