スイスと中国の交流は、17世紀頃から始まっています。重要な貿易相手国として、互いに経済的関係を重視する一方で、近年はウイグル問題や香港問題をめぐり、政治的関係は冷え込んでいるのが実情です。それも踏まえて、以下に両国の関係史において、特に重要な出来事をまとめていきます。
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17世紀、宣教師を含んだスイス人の一行が中国を訪れ、一行の身に着けていた時計が清の宮廷で人気を博したことをきっかけに、スイスの時計メーカーが中国に時計を輸出するようになったのです。
18世紀になると、スイスで中国風の美術様式シノワズリが流行し、スイス人に中国文化が広く知られるようになりました。
1950年、スイスは中華人民共和国を西側諸国としては5番目に承認し、これを皮切りに両国の経済交流が本格的にスタートしました。多くのスイス企業が中国に多額の投資をし、中国を拠点に活動するようになっています。
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