ヘシオドスとは何をした人?〜初めて個性をテーマにしたギリシア詩人〜


ヘシオドスの基本情報

 

生年:前740年
没年:前670年頃
出身:小アジア・キュメ
死没地:ギリシャ・オルコメノス
主著:『神統記』『仕事と日々』
功績:ギリシア詩人として初めて「個性」をテーマにする。

 

ヘシオドス(前740年〜前670年頃)は古代ギリシアの詩人で、神々の歴史を讃えた『神統記』と怠惰を非難し労働の重要性を説いた『仕事と日々』の作者として知られます。小アジアのキュメ出身で、途中移り住んだボイアチアの寒村アスクラの牧場にて、父や弟とともに長くの時間を過ごしました。ヘシオドスは自分の日常や経験とそこから生まれる考え、つまり「個性」を詩のテーマにした最初のギリシア詩人といわれ、しばしば古代ギリシア二大詩人としてホメロスと並び称されますが、そもそも実在性が疑われるホメロスに対し、ヘシオドスは確かに存在した人物であるという違いがあります。