スペインの気候的特徴

南ヨーロッパ・イベリア半島に位置するスペイン王国の気候的特徴について地域別に情報をまとめています。

 

 

全体的な気候

スペインの大部分は、冬は温暖で降水量の多くみられる湿潤、夏は日照りの強く高温で乾燥する「地中海性気候」(温帯冬雨気候とも)が支配的です。そのためスペインにおける農業は、オリーブやブドウ、柑橘類など乾燥や日照りに強い作物の栽培が主です。

 

大西洋沿岸部(北部)の気候

大部分が地中海性気候に属するスペインですが、大西洋沿岸部(バスク州からガリシア州にかけての北部地域)に関しては、暖流である北大西洋海流の影響により、夏はそこまで暑くならず、冬は緯度のわりに温かい「西岸海洋性気候」が支配的です。スペインでも例外的に降水量が多く、稲作や酪農がさかんに行われています。

 

南東部の気候

スペインでは南にいくほど乾燥は激しさを増し、南東部の、アリカンテ県〜アルメリア県の一帯は、ヨーロッパではあまり見られない砂漠気候が卓越しています。

 

カナリア諸島の気候

スペインの海外領土であるカナリア諸島は亜熱帯気候(ケッペンの気候区分ではステップ気候)に属しています。降水量は少ないですが、貿易風の影響で比較的穏やかな気候となっています。