アーサー・ウェルズリーとは何をした人?〜鉄の公爵〜

 

アーサー・ウェルズリーの基本情報

 

表記:Arthur Wellesley
異名:「鉄の公爵」
誕生:1769年にて
死没:1852年にて
地位:ウェリントン公爵
政策・実績:ワーテルローの戦いでナポレオンを撃破

 

アーサー・ウェルズリー(1769年 - 1852年)はイギリスの軍人・政治家で、優れた軍事手腕を持ち、ナポレオン戦争においてナポレオンを破った英雄として有名です。異名は「鉄の公爵」。

 

アイルランドのダブリンに生まれ、1787年イギリス陸軍に入隊。1794年フランス革命戦争において初めて実戦を経験しました。その後インド征服戦争において戦功をあげ、1808年からは軍隊を指揮する立場としてナポレオン戦争に参加しています。

 

ナポレオン戦争においては、主にスペイン・ポルトガルの防衛に力を尽くし、その戦功により元帥に昇進。さらに1813年にはフランス軍をほぼ完全に制圧し、翌年ナポレオンが退位すると、「ウェリントン公爵」の称号が与えられました。その後ナポレオンはエルバ島を脱出して、復権を画策するも、ウェルズリーはこれをワーテルローの戦いで迎え撃ち撃破。ナポレオンの野望を完全に砕いたのです。戦後はウィーン体制の構築に協力しました。

 

 

アーサー・ウェルズリーの逸話

やんちゃな学生時代

学生時代は血気盛んな少年で、喧嘩三昧な毎日を送っていたといいます。後にアーサーはワーテルローでナポレオンに勝てた理由として、学生時代のやんちゃな経験をあげています。

 

軍をやめようとしていた

アーサーはフランス革命戦争が初めての実戦経験であり、この戦いにおける敗戦で酷く消沈し、軍を辞めることも考えましたが、再就職先を見つからなかったために、結局軍に止まり続けたといいます。

 

ウェリントン・ブーツの生みの親

足首の上までの長さのブーツを愛用していました。乗馬時にスネの負傷を防ぐため着用したのがきっかけですが、やがて彼のトレードマークの1つになり、その活躍と共にウェリントン・ブーツとして流行しました。現在ウェリントン・ブーツは革製ロングブーツの名前として定着しています。

 

あだ名はノージー

特徴的な鷲鼻(ワシのように鼻筋が弓なりで、先端が尖っている鼻のこと)から「ノージーnosy」というあだ名がつけられていました。そのおかげで写真も映像もない当時にして、民衆からもよく顔の知られた指導者であったといいます。